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モチベーションの上げ方をロジカルシンキングしてみた

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モチベーションがどうやっても上がらない。
下がっていく一方でどうしたら良いかわからない。

 

よくこういった悩みを相談されます。
一度闇に入るとなかなか復活できないですよね。
会社で従業員100名以上のマネジメントしている僕がいつも行う
モチベーションの上げ方について説明していきます。

モチベーションのメカニズムを知る

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まずはモチベーションとは何かを理解すべきです。

病気になればお医者さんが薬を処方してくれます。

この病気にはこれ、と効能のある薬は決まっています。

カニズムを知ることができれば、理論的に処方は決まってくるわけです。

モチベーションとは

「動機付け」「意欲」「やる気」といった意味になります。

▼「動機」の意味をネットで検索

・人が意志を決めたり、行動を起こしたりする直接の原因。「犯行の動機」「タバコをやめた動機」
・《motive》心理学で、人間や動物に行動を引き起こし、その行動に持続性を与える内的原因。
倫理学で、行為をなすべく意志する際、その意志を規定する根拠。義務・欲望・衝動など。

dictionary.goo.ne.jp

端的に言うと、何かをさせる直接的な「理由」や「原因」のことを指します。

 

つまりモチベーションの上げ下げにも必ず「原因」があるということです。

心理学的アプローチ「内発的動機」「外発的動機」

モチベーションには、「内発的」「外発的」の2種類存在するということをおさえておきましょう。

内発的動機とは

「内発的」=自分から

  • (自分で)興味を持った
  • (自分で)成長したいと思った
  • (自分が)やりたいと思った

つまり、自から判断して動いていることになります。

よく「やらされ仕事」になるな、とか言いますよね。

「やらされ仕事」になると何が悪いかというと、「自分ごと」ではなくなるから

モチベーションが落ち、当事者意識が薄れ、責任を感じなくなるために言うわけです。

外発的動機とは

 「外発的」=他人から

  • (会社から)給料が上がると言われやる気が出た
  • (上司から)認められたいから一生懸命やる
  • (ライバルに)負けたくないから頑張る

何かに動かされることを外発的動機と言います。

「つまらないけど給料が良いから頑張る」

こんな理由は代表的な外発的動機付けですね。

内発的、外発的モチベートを使い分ける

内発的動機、外発的動機のどちらでこの人はモチベーションが上がるのか

をうまく使い分けることが大事です。

極論、自分からやる気を出してくれるのが一番良いですよね。(楽だし)

【外発的動機付けの簡単な例】

  • この商談成功したら10万円ボーナスだ!

 

お金で釣ってモチベートするパターン

 

【内発的動機付けの例(※難しい!)】

 

マジやる気できないです。

 

でもこれ頑張ったら君の能力上がるよね。
そうなったらこの後のキャリアどうなる?

昇進できますかね?

 

と寄り添って一緒に考え、

あくまで「自分で」答えを出してもらうように促すモチベート。

これができるかどうかで良い上司か否か決まる気がします。

アドラー心理学的アプローチ:モチベーションが下がる3つの原因

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「嫌われる勇気」で有名なアドラー心理学を使った研修やカウンセリングで定評のある岩井俊憲さんによるとモチベーションの下がる原因は以下の3点だそうです。

  1. 目標がみえない
  2. 目標が高すぎる
  3. 自己評価が極端に低い

モチベーションが下がった理由が分かれば、打ち手が分かる!

目標が見えない

目指すべきゴールがみえないときにはやる気の出しようがないですよね。

【僕がよくする例え】

「校庭をとりあえず走って」「校庭を10周走って」とどっちが辛いと思う?

どっちも辛いですが、

10周というゴール(目標)がある方が未だ気が楽です。

つまり、目標を見える形にしてあげることで気が楽になります。

目標が高すぎる

目指すべき目標が高すぎると、それはそれでやる気がでません。

上の例でいうと「校庭を100周走って」と非現実的な目標だときつさが増してしまいます。
ポイントは「ちょっと頑張ったらできそうな目標にすること

自己評価が極端に低い

これは言い換えると「自信がない」ということ。

劣等感が強すぎると、行動する前から

「どうせ無駄」「「頑張っても意味ない」と否定的な感情が湧いてきてしまいます。

できるていることや良い点は都度、自分でも認めていくことが重要です。

 

うちの上司はダメ出ししかしてこないよ。

 

よくこういう人いますよね。
ダメ出しばかりで、ちゃんとできていることを評価しない上司はクソ上司です。
そんな人は他人をモチベートできませんよ。

「モチベーションの源泉」を知る

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  1. 組織型
  2. 仕事型
  3. 職場型
  4. 生活型

これらの4つのタイプがいると言われています。

「自分はどのタイプなのか?」

「この社員はどのタイプなのか?」

を当てはめて考えてみましょう。

例えば、生活型の社員であれば

  • 有給で家族との時間を取らせてあげる
  • 日常会話的に家族の話をふってみる

など、対処法が浮かんでくると思います。 

まとめ

  • モチベーション=動機で、「内発的」「後発的」の2種類ある
  • まずはロジカルに分析して自分・他人のモチベーションを理解する(下がる原因を特定)
  • ロジカルに考える型は色々あるので仮説を作ってアクションしてみるが良し

ロジカルシンキングとは?メジャーなフレームワークおさえればOK

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ロジカルシンキング・・・はて?ロジカルシンキングとは?

 

会社の研修とか、上司から小難しい横文字言われるけど
大体これおさえておけばOK

概念:ロジカルシンキングとは

実際Googleで「ロジカルシンキング」と調べるとこんな感じ。

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みなさんロジカルシンキングってそもそも何?

と疑問に思っている感じです。

 

調べると、ロジカルシンキングの重要な構成要素は以下の6つだそうです。
ロジカルシンキングとは?」で検索したTOPのサイトより引用です。

  • 主張と根拠に筋道が通っている
  • バイアスにとらわれていない
  • 合理的である
  • 物事を適切に分解できる
  • 因果関係を正しく把握できる
  • 言葉や数字を適切に扱える

▼参考記事

globis.jp

正直よくわからん・・・
概念的なことは、言葉にするとわかりづらいけど
和訳すると「論理的思考」だし、物事を論理的に考えていくことだと思う。

正直、仕事で実際に使うのなんて5~6個くらいおさえておけばOKだと感じます。

僕がこの10年でよく使ってきたものを主に紹介します。

 

基本中の基本①:ロジックツリー

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ロジカルシンキングにおいてまずおさえておくべきがロジックツリーだと思います。

目標やテーマに対して、「なぜ?」「どうやって?」と考えていきます。

上図の例でいうと

テーマ:売上増(売上を上げたい)

そのためには、「値上げ」または「客数増(お客さんを増やす)」

さらにそのためには、「商品A」または「商品B」を値上げする

「広告」をうつ、または「呼び込み」を頑張る、と言った感じです。

ロジックツリーの下層から上層に向かってが行動になります。

つまり、売上を上げるには、

  • 広告をうてば、お客さんが増えて、売上が上がるはず
  • 商品Aを値上げれば、売上が上がるはず

といった感じで、1つのテーマを論理的に落とし込むことができます。

基本中の基本②:マトリクス図

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縦軸と横軸で項目を配置して整理するのがマトリクス図。

上図のように2つの項目に対して、4象限で整理するやり方が一般的というか基本になると思います。

  • 身長が高い人、低い人
  • 体重が重い人、軽い人

のパターンを考える場合、

  1. 体重が重く、身長が低い
  2. 体重が重く、身長が高い
  3. 体重が軽く、身長が低い
  4. 体重が軽く、身長が高い

 といったようにこの4パターンに分かれることが整理できます。

あらゆる場面で頭の整理に使うのでおさえておくべきです。

 

基本中の基本③:ベン図

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ベン図は、複数の項目を円で表現し、その関係性を整理する方法です。

上図は「犬が好きな人」「猫が好きな人」の関係性を示していますが

当然ながら「犬も猫も好きな人」もいますよね。

このように、複数の項目に対して被る場所や関係を示すことができます。

ビジネスにおいて例えると

  • 購入頻度が高い人
  • 購入金額が高い人

これらの関係の中で当然、「購入頻度も金額も高い人」は存在するわけです。

売上UPの広告等を打つ場合に、

「購入頻度も金額も高い人」には広告を打つ必要がありません。

「購入頻度が高いけど、金額がそんな買わない人」に購入金額を上げてもらいたい

「一回でまとまった額を購入する人」に購入頻度を上げてもらいたい

こんな人たちに本来は宣伝したいわけです。

こういったことを整理するときにベン図を使って整理できます。

 

基本よりの中級①:PDCAサイクル

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一時よく聞いた気がするPDCAサイクル

  • Plan(計画)
  • Do(行動)
  • Check(評価)
  • Action(改善)

これらの頭文字を取ってPDCA

それをサイクルで行っていくことで継続的な改善やアクションを促していくものです。

企業の売上を例にします

  • P:売上計画100万円、そのために広告を10万円打つ
  • D:店舗半径10キロの新聞折り込み(クーポン付き)
  • C:売上実績90万・・・10万円届かず
  • A:クーポン利用が少なかったからクーポン利用の目標を立てる

ポイントはDo(行動)とAction(改善)の違い!

 行動も改善もどちらも「実行」の意味合いになりますが、

  • 計画したことを実行する行動のDo
  • 振り返って対策を打つ(改善)行動のAction

 は大きく意味が違います。

改善は今よりも良い状態にすることなので、たとえ良い結果でもサイクルが途切れないようにしていくことが大事です。

 

中級②:3C分析

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3C分析は

  • Customer(顧客)
  • Company(自社)
  • Competitor(競合)

のそれぞれ頭文字を取って3C分析と言います。

分析方法もそのままで、顧客、自社、競合の立ち位置を把握するためのフレームワークです。

徹底的に「事実」を集めて分析します。

「Customer:顧客」

  • お客さんのニーズって何なのか?
  • そもそもお客さんはどんな層なのか?(男性が中心?女性が中心?など)

「Company:自社」

  • 社員数はどのくらい?
  • 資本金はいくら?

「Competitor:競合」

  • 競合各社の市場シェアはどのくらい?
  • 今後競合になりえる企業は?
  • 想定される今後の動向は? 

 

中級③:4P分析

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4P分析は

  • Product(製品)
  • Price(価格)
  • Promotion(プロモーション)
  • Place(流通)

の頭文字を取って4P分析と言います。

主に、製品が思うように売れないときなどの課題を明確にするために使えれるフレームワークです。

これら4つの切り口で製品の状況を分析し戦略を見出していきます。

4P分析を使った代表的な成功事例:スターバックス

みんな大好きスタバの「サードプレイス」という概念を知っていますか?

スタバは、コーヒーショップとして有名ですが、ただコーヒーを売るのではなく、

自宅、職場に続く第三の場所「サードプレイス」を提供する

というのを価値として定義しています。

数あるコーヒーショップと味や豆のランク等で勝負するのではなく、スタバは「コーヒーをキッカケとした場所を提供する」という概念で運営をしています。

「コーヒーをキッカケとした場所を提供する」という概念を持っているから、長居してもスタバは何も言わないんですよね。
(従業員のみなさんも明確なコンセプトがあるから自信を持って案内できる)

 

中級④:SWOT分析

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フレームワークを使うようになってくると、そこそこ使うかなと思うのであSWOT分析

  • Strength(強み)
  • Weekness(弱み)
  • Opportunity(機会)
  • Threat(脅威)

これらの頭文字を取ってSWOT分析と言います。

SWOT分析は、縦軸が「外部環境」横軸が「内部環境」となっており、

  • 外部環境:自分たちでコントロールできないこと
  • 内部環境:自分たちでコントロールできること

として分析を行います。

  • 強み:プラスとなる自分たちの性質
  • 弱み:マイナス、障害となりえる自分たちの性質
  • 機会:プラスとなる外部の性質
  • 脅威:マイナス、障害となる外部の性質

これらをマトリクスで掛け合わせて分析を行います。

  • 機会×強み:自分たちの強みを成長機会活かす戦略を考える
  • 機会×弱み:機会を活かすために自分たちの弱みを補う戦略を考える
  • 脅威×強み:自分たちの強みを活かして脅威を乗り越える戦略を考える
  • 脅威×弱み:自分たちの弱みを踏まえて脅威からの影響を抑える戦略を考える

 

中級⑤:PPM分析

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 PPM分析は、自社のサービス等を「市場成長率」「市場占有率」の2軸で分析し

  • 花形
  • 金のなる木
  • 問題児
  • 負け犬

という4つに分類していくフレームワークです。

それぞれの意味は、

  • 花形:市場成長率、占有率共に高く自社の稼ぎ頭となる分類
  • 金のなる木:市場成長率が低く、占有率が高い分類なので新規参入も少なく自社のポジションが安定している分類
  • 問題児:市場成長率が高くライバルが多い分類で、自社のポジションもイマイチ。頑張れば花が咲くかもしれないため投資等にお金がかかる。
  • 負け犬:市場成長率も占有率も低く、利益が出ない状態。いわゆる撤退候補。

このように自社のサービスや製品がどのポジションにいて、今後どう成長していくか、と見極めるための分析です。

Product Portfolio Management(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)」の略称です。

ポートフォリオとは資産構成の言葉でよく使われています。

自社のサービス、製品にどう投資していくか、を判断する上で重要な分析方法です。

 

 

そうだ、ブログをノートにしよう

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ノート色々買うけど最後まで使わない
ブログ書いてるけどネタが続かない
SNS毎日投稿しなきゃ・・・

 

実は僕はずっとこんな感じで悩んでました。
義務感にかられてモチベーションが上がらず・・・

しかし、思いつきました。ひらめきました。
ブログをノートにします。
それも無料ブログのはてなブログで。

 

ブログ執筆の悩み:ネタが続かない、継続できない

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2年前くらいからWEBビジネスを勉強し始め、アフィリエイトを知り、色々やってみました。

  • 無料ブログでなんか書いてみる
  • Wordpressでサイト立ち上げてみる

どれも続きませんでした。

テーマを絞る、例えば、「在宅ワークについてのサイト」
→続かず

テーマを絞らない
→続かず

 

なぜだろう・・・とずっと悩んでいました。

  • 収益化しようとネタをちゃんと考えるあまり軽い気持ちで書けない
  • 独自ドメイン取ってるのにこれか・・・と有料要素を考えすぎて止まる
  • 大衆向けの書き方しぎて魅力なし

こんなことで悩んでいました。

これは完全に過去の自分の悩みです。

仕事の悩み:ノートとか手帳の使用が続かない

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大学を卒業して社会人になりはや10年。

仕事のメモやスケジュール管理など、色々試しました。

  • ハンズやロフトで手帳買いまくって試す
  • 3万くらいのシステム手帳買ってみる
  • メモもスケジュールもアプリ上で管理してみる
  • ペンとか道具を変えてみる

色々やったけど、なんかどれも定着せず・・・

結局生まれるのが

「あれどこに書いたっけ?」「なんか調べてメモした気がする・・・」

非常に非効率!!

そしてなんか「やってきた感」とかがどんどん薄れてる気がする。

お金も積み上げてきた結果結構が額になってるはずだし・・・と。

そこで思いついた「そうだ、ブログをノートにしよう」

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唐突に思いつきました。「ブログをノートにすればいいんだ!」と。

この方法であれば

  • 情報がひとつの媒体(ブログ)にたまる
  • 無料ブログを使えばかなり軽い気持ちで書ける
  • やった感が出る

などなど。良いことしかないな、と思いつきました。

よって、ブログタイトルは「ブログをノートとして使うブログ」として執筆をつづけようと思います。

あくまで

  • 自分のために
  • 過去の悩みを解決
  • 見返して有効

こんな気持ちで書いていく。

SEOを気にして文字数管理や小手先の技術を気にせず執筆を続け、積み上げることを意識して書いていきます。

具体的な内容は、

  • 仕事で得た経験、知識
  • わからなくて調べたこと
  • 個人的に学んだこと

などなど。

これをタグやカテゴリで検索しやすくしつつ、ずっと積み上げていけるって最強なんじゃ?って今更気づきました!

コミュ力を上げるために必要なことはトーク力じゃない

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コミュ力高い人って生まれつきだよね・・・
あんなにうまく話せない
人脈ひろげるとか無理だわ

 

社会人として働きだすまでの僕はこんな風に思ってました。
大学で友達もなかなできないし、いつも輪の中心にいるようなやつをむしろ敵対してました。
しかし、社会人になり多くの人と関わり出すことでわかりました。
コミュ力高い=話し上手では決してない
一見、社交的と思う人も実は嫌われてたりする
社会人経験10年が経ち、理解が深まってきたので記事にしてシェアします。

コミュ力高い≠話し上手】ではなく聞き上手

コミュ力低い人がしている最大の勘違いがコミュ力高い=話し上手」だと思っていることです。

  • 話が上手い人
  • 明るい人
  • 愛想の良い人

こんな人がコミュニケーション能力が高い人と思いがちです。私もはじめはそうでした。

しかし、コミュニケーション能力を高めるには実は、話し上手になるのではなく聞き上手になることが重要です。

 

なぜなら、

コミュニケーションとは、相手が「何を求めているか」「欲しい情報は何か」を理解することから始まるからです。

まず聞くことからスタートするのです。

 

悩み相談でとかでよく起きる間違いとしてよく陥りがちなのは、

「何か良いアドバイスをしよう」と勘違いすることです。

  • ちゃんとアドバイスしなきゃと思って口数が多くなってしまう
  • 悪いところにちゃんと気づかせてあげなきゃ

何かを言うということに意識を向けがちですが、これは間違い。

まずは、なぜ悩んでいるかを理解すべきだからです。

そのためには正しく話を聞く力が必要です。

8割の人に重視される聞く力

東証1部上場企業の人事担当者(121社から回答)にとったアンケート結果だと

社内のコミュニケーションに「課題がある」と考えている企業:71%

そして、社員のコミュニケーション能力の向上で求めていること

  1. 的確に説明・報告する能力  :90%
  2. 人の話をしっかり聞き取る力 :83%
  3. 適切な敬語を使う力     :31%

いわゆる「報・連・相」スキルに次いで話しを聞く力という回答が多くの割合を占めています。

 

▼参考記事

https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/kokugo_kadai/iinkai_02/pdf/sanko_3.pdf

 

話を聞く力とは

相手の話に耳を傾け「聞く」スキルのことです。傾聴力とも言います。

傾聴力とは心理学のカウンセリングなどでも用いられているテクニックですが、ビジネスシーンでも多く紹介されています。

 

 

聞く力を高める5つのポイント

聞く力(=傾聴力)を高めるには普段からどういったことを意識すれば良いのか?
傾聴力を高めるための5つのテクニックを紹介します。

  1. 相手の立場に立って考える(疑似体験)
  2. 相づちを打つ
  3. オウム返しをする(バックトラッキング
  4. 沈黙を恐れない
  5. 表情を相手に合わせる(ミラーリング

普段からこの5つを意識していくことで話を聞く力を鍛えていくことができます。
それぞれ説明していきます。

相手の立場に立って考える(疑似体験)

相手の話を聞くときは
常に自分が相手の立場に置かれたらどう思うのか、どう感じるのかを考えて聞くことが重要です。

僕はこれを「疑似体験すること」と考えています。


疑似体験力が強いと相手の立場に立ってどう感じるかがより相手と同じ温度感でわかります。

落ち込んでいるところにアドバイスしてしまったり、相手の話を遮って話をしてしまったり、自分の立場でアドバイスをしても相手には響きません。

まずは相手の話を聞くことに集中する。

  • 相手が話終わるまで絶対に口をはさまない
  • 体は正対する(正面を向いてまっすぐ聞く)
  • 腕組みしたりせず向き合っている態度を示す
  • 話を聞いているときは時計をみたりせずじっと聞く

こんなことを意識していくだけでも相手にはちゃんと話を聞いていることが伝わるでしょう。

 

相づちを打つ

「うん、うん」、「そうなんだね」と相づちを打つと相手が話やすくなります。

ずっと黙って話を聞いていると、話している相手も「ちゃんと聞いてるかな?」と不安になってくるので、相づちを打つことで話のペースを掴みましょう。

※ただし、やりすぎは逆効果になりますので話を遮らない程度に相手のペースに合わせることが大事です。

 

オウム返しをする(バックトラッキング

相手が言ったことをそのまま返す=オウム返し
これをバックトラッキングといいます。

相手が話したことを繰り返し言うことで、しっかり理解していくれている印象を与えることができます。

例)

  • 「最近、あまり寝れてないんです」
  • → 「そうなんだ、最近寝れてないんだね」

といったように繰り返すことで相手の話へ興味を示して次の話を促していく効果があります。

※ただし、繰り返しの頻度を多くしすぎてしまうと逆効果になる可能性もありますので相手のペースに合わることを忘れずに。

あくまで相手の話を聞く(傾聴)ことが目的であることを忘れないでください。

「私も最近寝れてなくてね」と同調して自分の話をするのではなく、相手の話聞くことを忘れずに。

 

▼参考記事

www.nlpjapan.org

 

沈黙を恐れない

1対1で真剣な話をしていると、沈黙に耐えられずに口数が多くなってしまいがちです。
間を埋めるための言葉は、かえって逆効果です。

傾聴するためには、会話が途切れて生まれた沈黙もある程度は必要となります。

沈黙を恐れないでください。

ただし、相手が自分の考えを整理しているのではなく、あなたのアドバイスや発言を待っている場合もありますので、相手がどちらなのかは見極めましょう。

 

表情を相手に合わせる(ミラーリング

傾聴するポイントとして相手の立場に立って考える(疑似体験)というポイントがありました。
相手の立場に立つことの1番簡単なことが表情を相手に合わせることです。これをミラーリングと言います。

  • 相手が辛いことを話しているときは、こちらも辛い表情で聞く
  • 相手が楽しい話をしているときは、こちらも明るい表情で聞く

ミラーリングを意識して表情を相手に合わせることで安心感を与えることができます。
相手は自分の気持ちを受け入れてくれていると感じます。

 

▼参考記事

www.nlp.co.jp

 

仕事で活かされる聞く力を高めるべき

僕は、某一部上場企業の管理職を務めており、常時100名以上の社員・スタッフのマネジメントを担当しています。

普段から悩み相談、退職相談、など様々な相談を受けますが、傾聴力を意識して劇的にコミュニケーション能力が改善したと感じています。

悩み相談を受けた時、話を聞くことは根気が大事

僕の経験上の話ですが、スタッフや社員の悩み相談を受けているときにこんなことがよくありました。

  • 退職したいと相談される
  • 「どうしたの?」と理由を聞く
  • 泣きじゃくって沈黙が続く

こんなときに相手の話を聞く前にこちらから何かを言ってしまっては駄目です。
まずは相手がちゃんと話をしてくるまでじっと待ちます。

だから一言ずつ絞り出して答えてくれたのを聞き、それにまた質問し・・・と根気よく付き合っていきます。

そんなことよりもちゃんとアドバイスしてあげた方が良いんじゃ?
こちらから話を振ってあげた方が話が進むのでは?

と思いますよね。そう思う気持ちもわかります。

しかし、まずは話を聞く。これが非常に重要です。

話す・聞くを呼吸に例える

悩んでいる人は苦しんでいます。これを呼吸に例えます。

  • 話を聞く = 息を「吸う」
  • 話を言う = 息を「吐く」

息が苦しいときには「息を吐く」ことが大事です。

悩んでいる人は、普段から吸いすぎて苦しいのです。

話を聞くことに時間を使うことで
相手から「この人は話を聞いてくれる人だ」と思ってもらうことができます。

そこから日常的にもコミュニケーションが増えていくことでモチベーションが上がります。
傾聴することを意識し始めてから普段の会話が自然と増えて、関係が良くなっていった経験がいくつもあります。

ちゃんと息を吐かせてあげること、と意識するとおのずと聞くべきとわかるはずです。

 

まとめ

コミュ力を上げるには、聞く力(=傾聴力)を高めることが最重要。

しつこいようですが「コミュ力が高い=話し上手」ではありません。


相手の話をしっかりと聞くことで話の内容や質問の意味をしっかりと理解し上手にコミュニケーションが取れます。

傾聴力は重要なビジネススキルの1つだと言えます。
普段から傾聴力を高める意識を持って会話をするだけでも今までとは違った会話ができるはずです。

 

ボートレースで負け続けたので必勝法をロジカルシンキングしてみた

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マンガ「モンキーターン」をみてボートレースの魅力を感じハマリにハマって負け続けた額・・・(自粛)

  • なんで勝てないんだ?
  • 勝ててる人ってどうしてるんだ?

負け続けた経験値を活かしてロジカルシンキングしてみた。

 

結論:勝利の方程式={(投資額)×(オッズ)}>総投資額

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ボートレースの払い戻しのロジックは、(投資額)×(オッズ)で決まる。

つまり、{(投資額)×(オッズ)}>総投資額

これが勝利への方程式である。

 

では、どう「行動」すればこの方程式通りの結果を得られるのか?

より深堀って考えてみた。

 

的中率は頑張っても2割くらいが限界

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まずはレースを選ぶことが重要。1日フルで舟券を買って的中率を上げるのは無理ゲー。

ボートレース場に行って1日12レース全部やっても、せいぜい2,3レース当てるのが限界です。

的中率が高いレース=オッズが低い、つまり、儲からない。

多くの客が当てることができるレースは、例えば1号艇にA1級選手、その他5艇がB級のレースなどが多い。

そういったレースは、1号艇に人気が集中することでオッズが低くなりがち。

そんなレースは、3連単で4,5倍程度のオッズがざら。

 

(投資額:500円)×(オッズ:5倍)=払い戻し:2,500円

 

オッズが5倍ということは、同額の投資500円で他に舟券を買ってたら5パターンまでしか買えないということ。

例えば、1-234-234で買えば、6通り×500円=3,000円で負けます。

1レース当てるのに何パターンの舟券を買うか?

私は少なくとも4~6通りが必要だと考えています。

 

ここでひとつ導き出した答えです。

【当てやすい】かつ【それなりにオッズが高い】レースを選ぶ必要性ということ。

そんなレースあるの?

一生懸命考えた結果この答えにたどりつきました。

「当てやすいレース=イン逃げ」「それなりにオッズが高いレース=イン逃げ率の高いB級選手が1号艇レース」を選ぶ

例えば、「奥田 誠」選手

2020年 前期 B1級の成績

出走数:97 1着数:19

そのうち12本が1号艇での勝利です。つまり期中(半年)の1着6割以上がイン逃げ

ちなみに上記1コース時の1着率は80%でした。

 

ボートレースはインが有利ということは周知の通り。

これは、最初にターンすることで引き波による水圧で抵抗が生まれるなど、物理的な理由です。

上記のような原理原則の話に加えて。ターンの技術などの要素が入ってきます。

イン逃げは、1号艇で先にターンをして他艇に前を走らせないこと、つまり差したり、まくられたりしないよう、先にターンをしつつ他艇の邪魔になるポジションでターンすることが重要です。

 

A級の選手たちはもちろん、B級の選手たちに加えて1号艇以外の時の1着率や勝率も高いですが、ことイン逃げに関しては上記のようなスキルがありさえすればB級の選手でも勝てるのです。なぜなら、イン逃げが有利なのは物理的な理由だから。

 

「当てやすい=イン逃げの決まるレース」「それなりにオッズが高いレース=イン逃げ率の高いB級選手が1号艇レース」を選ぶこと、これが鉄則です。

 

でもそんなのみんなわかってるんじゃない?

と思うかもしれませんが、実際みんなわかってません。

なぜなら、うわべの情報でみんな買ってるから。

 

A級選手=うまい、勝率高い

B級選手=下手、勝率低い

くらいの情報しか持ってません。

 

でも実際には、

A級だけどイン逃げが下手、勝率が高いのは3着率が高いから(道中のレース運びがうまい)

B級だけどイン逃げ上手、勝率が低いのは1号艇以外の時はてんで勝てない

 

こんな選手を探すのです。

 

例えば、箱根駅伝。平地の走りは遅いけど山の走りに強い選手とかいますよね。

ボートレースでも選手の特徴を理解することで見えてくる結果が必ずあると僕は思っています。

 

結果、イン逃げレースを選ぶことで的中率が上がる

つまり、参加するレースを絞ることで、当たるレースを増やす

分子を増やすのではなく、分母を操作すること

 

そして、イン逃げ率の高いB級選手を見つけることで、イン逃げでもオッズの高いレースを選ぶ

 

1-234-234で勝って

(投資額:500円)×(オッズ:20倍)=払い戻し額:10,000円>総投資額:3,000円

 

こんな図式にしていくことです。

というか、こんな図式にしていかないと勝てませんね。

 

あと、最後にこの考え方の懸念点

B級の勝てる選手は来期A級に上がっていくことが多いです。

紹介した奥田選手は、2020年後期にはA級に昇格していましたし、僕が過去に目を付けていた高田明選手とかも同様でした。

 

毎期毎期、情報戦です。

でもそれくらいしないと、他の人と違う情報視点で戦わないと勝てるわけないですよね。

奥が深い、ボートレース。