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モチベーションの上げ方をロジカルシンキングしてみた

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モチベーションがどうやっても上がらない。
下がっていく一方でどうしたら良いかわからない。

 

よくこういった悩みを相談されます。
一度闇に入るとなかなか復活できないですよね。
会社で従業員100名以上のマネジメントしている僕がいつも行う
モチベーションの上げ方について説明していきます。

モチベーションのメカニズムを知る

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まずはモチベーションとは何かを理解すべきです。

病気になればお医者さんが薬を処方してくれます。

この病気にはこれ、と効能のある薬は決まっています。

カニズムを知ることができれば、理論的に処方は決まってくるわけです。

モチベーションとは

「動機付け」「意欲」「やる気」といった意味になります。

▼「動機」の意味をネットで検索

・人が意志を決めたり、行動を起こしたりする直接の原因。「犯行の動機」「タバコをやめた動機」
・《motive》心理学で、人間や動物に行動を引き起こし、その行動に持続性を与える内的原因。
倫理学で、行為をなすべく意志する際、その意志を規定する根拠。義務・欲望・衝動など。

dictionary.goo.ne.jp

端的に言うと、何かをさせる直接的な「理由」や「原因」のことを指します。

 

つまりモチベーションの上げ下げにも必ず「原因」があるということです。

心理学的アプローチ「内発的動機」「外発的動機」

モチベーションには、「内発的」「外発的」の2種類存在するということをおさえておきましょう。

内発的動機とは

「内発的」=自分から

  • (自分で)興味を持った
  • (自分で)成長したいと思った
  • (自分が)やりたいと思った

つまり、自から判断して動いていることになります。

よく「やらされ仕事」になるな、とか言いますよね。

「やらされ仕事」になると何が悪いかというと、「自分ごと」ではなくなるから

モチベーションが落ち、当事者意識が薄れ、責任を感じなくなるために言うわけです。

外発的動機とは

 「外発的」=他人から

  • (会社から)給料が上がると言われやる気が出た
  • (上司から)認められたいから一生懸命やる
  • (ライバルに)負けたくないから頑張る

何かに動かされることを外発的動機と言います。

「つまらないけど給料が良いから頑張る」

こんな理由は代表的な外発的動機付けですね。

内発的、外発的モチベートを使い分ける

内発的動機、外発的動機のどちらでこの人はモチベーションが上がるのか

をうまく使い分けることが大事です。

極論、自分からやる気を出してくれるのが一番良いですよね。(楽だし)

【外発的動機付けの簡単な例】

  • この商談成功したら10万円ボーナスだ!

 

お金で釣ってモチベートするパターン

 

【内発的動機付けの例(※難しい!)】

 

マジやる気できないです。

 

でもこれ頑張ったら君の能力上がるよね。
そうなったらこの後のキャリアどうなる?

昇進できますかね?

 

と寄り添って一緒に考え、

あくまで「自分で」答えを出してもらうように促すモチベート。

これができるかどうかで良い上司か否か決まる気がします。

アドラー心理学的アプローチ:モチベーションが下がる3つの原因

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「嫌われる勇気」で有名なアドラー心理学を使った研修やカウンセリングで定評のある岩井俊憲さんによるとモチベーションの下がる原因は以下の3点だそうです。

  1. 目標がみえない
  2. 目標が高すぎる
  3. 自己評価が極端に低い

モチベーションが下がった理由が分かれば、打ち手が分かる!

目標が見えない

目指すべきゴールがみえないときにはやる気の出しようがないですよね。

【僕がよくする例え】

「校庭をとりあえず走って」「校庭を10周走って」とどっちが辛いと思う?

どっちも辛いですが、

10周というゴール(目標)がある方が未だ気が楽です。

つまり、目標を見える形にしてあげることで気が楽になります。

目標が高すぎる

目指すべき目標が高すぎると、それはそれでやる気がでません。

上の例でいうと「校庭を100周走って」と非現実的な目標だときつさが増してしまいます。
ポイントは「ちょっと頑張ったらできそうな目標にすること

自己評価が極端に低い

これは言い換えると「自信がない」ということ。

劣等感が強すぎると、行動する前から

「どうせ無駄」「「頑張っても意味ない」と否定的な感情が湧いてきてしまいます。

できるていることや良い点は都度、自分でも認めていくことが重要です。

 

うちの上司はダメ出ししかしてこないよ。

 

よくこういう人いますよね。
ダメ出しばかりで、ちゃんとできていることを評価しない上司はクソ上司です。
そんな人は他人をモチベートできませんよ。

「モチベーションの源泉」を知る

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  1. 組織型
  2. 仕事型
  3. 職場型
  4. 生活型

これらの4つのタイプがいると言われています。

「自分はどのタイプなのか?」

「この社員はどのタイプなのか?」

を当てはめて考えてみましょう。

例えば、生活型の社員であれば

  • 有給で家族との時間を取らせてあげる
  • 日常会話的に家族の話をふってみる

など、対処法が浮かんでくると思います。 

まとめ

  • モチベーション=動機で、「内発的」「後発的」の2種類ある
  • まずはロジカルに分析して自分・他人のモチベーションを理解する(下がる原因を特定)
  • ロジカルに考える型は色々あるので仮説を作ってアクションしてみるが良し