BlogNote(ブログノート)

ビジネスマンのノートのようなブログ。「すぐみれる」「アウトプット」コスパ最高の手法。

コミュ力を上げる聞く力の上げ方はこれを意識するだけ

f:id:KHblog:20210201110533p:plain

コミュ力ってどうやれば上がるの?
そもそも生まれ持ったものでしょ?

僕もそう思ってました。
でも、コミュ力は「仕事で必要なもの」と鍛えるしかありませんでした。

コミュ力を上げる方法を解説していきます。

 前提:コミュ力高い≠話し上手ではない

f:id:KHblog:20210201110613j:plain

コミュ力を上げたい」と思うのであれば、

まず「コミュ力とは?」について理解する必要があります。

コミュ力の高い人=話がうまい人」と思いがちですが、これは間違いです。

実際は「話を聞く力」の方が重要。

コミュニケーションとは、意思疎通を円滑に行うことですが、

意思疎通とは、まず相手が「何を求めているか」「欲しい情報は何か」を適切に理解するところから始まります。

 

khblog.hatenablog.com

 聞き下手はコミュニケーションを止めてしまう

こっちが話してんのに遮ってくんなよ(モヤモヤ)

こんな経験ないでしょうか。

話しを聞くのが下手な人は、会話を止めます。
相手から「何を求めているのか」を引き出せないと相手は話す気をなくしてきます。

  • 話を聞く = 息を吸う
  • 話をする = 息を吐く

と例えるとわかりやすいです。

息を吐く前には必ず吸いますよね。


つまり、話をするにはまずは息を吸う必要があります。

コミュ力向上のスタートは「話を聞く」ことにあります。

一方的に話をするだけの人は嫌われます。

例えば、洋服を買いに行ったときを想像してください。

「このTシャツは良い商品なのでいかがですか?」

といきなり聞かれたところで買わないですよね?

「何かお探しですか?」
と相手が何を求めているのか聞いてから話を展開していくのがセオリーです。

コミュ力を上げるためのマインドとしては、まず「話をする」ではなく「話を聞く」から始めることがセオリーです。

コミュ力を上げる話の聞き方5つのポイント

f:id:KHblog:20210201110705j:plain

じゃあ実際どうやって鍛えればいいの?

結論は以下の5つを意識しましょう。

  1. 相手の立場に立って考える(疑似体験)
  2. 相づちを打つ
  3. オウム返しをする(バックトラッキング
  4. 沈黙を恐れない
  5. 表情を相手に合わせる(ミラーリング

相手の立場に立って考える(疑似体験)

相手の話を聞くときは、常に自分が相手の立場に置かれたらどう思うのか、どう感じるのかを考えて聞くことが重要です。

僕はこれを「疑似体験すること」と言っています。

疑似体験力が強いと相手の立場に立ってどう感じるかがより相手と同じ温度感でわかリます。

落ち込んでいるところにアドバイスしてしまったり、相手の話を遮って話をしてしまったり、自分の立場でアドバイスをしても相手には響きません。

まずは相手の話を聞くことに集中することです。

  • 相手が話終わるまで絶対に口をはさまない
  • 体は正対する(正面を向いてまっすぐ聞く)
  • 腕組みしたりせず向き合っている態度を示す
  • 話を聞いているときは時計をみたりせずじっと聞く

こんな意識だけでも誠意は伝わりますよ。

相づちを打つ

「うん、うん」、「そうなんだね」と相づちを打つと相手が話やすくなります。

ずっと黙って話を聞いていると、話している相手も「ちゃんと聞いてるかな?」と不安になってくるので、相づちを打つことで話のペースを掴みましょう。

※ただし、やりすぎは逆効果になりますので話を遮らない程度に相手のペースに合わせることが大事です。

オウム返しをする(バックトラッキング

相手が言ったことをそのまま返す=オウム返し

これを心理学用語では、バックトラッキングといいます。

相手が話したことを繰り返し言うことで、しっかり理解していくれている印象を与えることができます。

「最近、疲れが溜まってるんですよね」→「そうなんだ、疲れてるんだね」

といったように繰り返すことで相手の話へ興味を示して次の話を促していく効果があります。

※ただし、繰り返しの頻度を多くしすぎてしまうと逆効果になる可能性もありますので相手のペースに合わることを忘れずに。

あくまで相手の話を聞くことが目的であることを忘れないことです。

沈黙を恐れない

1対1で真剣な話をしていると、沈黙に耐えられずに口数が多くなってしまいがちです

間を埋めるための言葉は、かえって逆効果です。

話を聞くためには、会話が途切れて生まれた沈黙もある程度は必要となります。

沈黙を恐れないでください。

ただし、相手が自分の考えを整理しているのではなく、あなたのアドバイスや発言を待っている場合もありますので、相手がどちらなのかは見極めましょう。

表情を相手に合わせる(ミラーリング

話を聞くポイントとして相手の立場に立って考える(疑似体験)というポイントがありました。

相手の立場に立つことの1番簡単なことが表情を相手に合わせることです。

これを心理学用語では、ミラーリングと言います。

  • 相手が辛いことを話しているときは、こちらも辛い表情で聞く
  • 相手が楽しい話をしているときは、こちらも明るい表情で聞く

ミラーリングを意識して表情を相手に合わせることで安心感を与えることができます。

相手は自分の気持ちを受け入れてくれていると感じます。

 

▼参考記事

www.nlp.co.jp

話の聞き方を意識してコミュ力を上げる練習になる

f:id:KHblog:20210201110809j:plain



やり方はわかったけど、実践する場がないよ。

と思う方もいると思います。

コミュ力を上げるためのトレーニングは意識ひとつです。

例えば、仕事の休憩中に耳を傾けながら

  • みんなが話している内容がわからなければスマホで調べながら聞く
  • 「あの人の趣味はこんなことなのか」とメモってみる

相手に興味を持って、相手の視点で物事を考えるクセを付けましょう。

これまでと違った視点で話を聞いてみることで、直接その人と話したときは自然と頭に入っている状態になります。

質より回数が大事

「1人と30分話す」よりも「10人と3分話す」ことの方が良いです。

人は、話をしない時間で距離がひらいていきます。

元FBI捜査官で長年行動分析プログラムに関わったとされるジャック・シェーファー氏も人に好かれる公式を以下だと提唱しています。

近接+頻度+持続時間+強度=人物の好感度

  • 近接=相手のとの距離
  • 頻度=接触の回数
  • 強度=言葉、しぐさや態度

1週間以上会話をしてない人に話しかけに行くって怖くないですか?

まずは回数が重要。「1日1回」でも良いので色んな人と話をするこを意識しましょう

距離を縮めるのはその後でOKです。